毎日がマリーンズ日和

勝っても負けてもロッテが好き

メモリアルゲームも良いところがなく4連敗…

 今日は記念すべき10000試合目で現地観戦でしたが、勝利を飾れず4連敗になり、借金生活に逆戻りになりました。

 やはり課題は打線で、山口の本塁打で24イニング振りの得点になりましたが、出塁は二度だけとチャンスすら作ることも出来ず、結果、3戦連続で相手投手に完投を許したのはいただけません。

 積極的にファーストストライクを狙ったり、追い込まれる前に打つ姿勢は理解しますが、結果として早打ちとなって相手投手を助けるようなことになれば意味はありません。もう少し、個々が意図を持った(考えた)バッティングをしないと改善はしない気がします。

 一方で、ホークスはそれが出来てきており、4回の得点シーンでも、今宮に柳田、近藤はいずれも右打ちで、佐々木朗をどう攻略するか意図が見えました。ちなみに川村と栗原の適時打も右打ちで、ここは徹底されていたのか、打者が考えたのかは分かりませんが、少なくともロッテで右打ちを意識していたのは藤岡と山口くらいでした。

 今日は結果的に山口とポランコの本塁打で2点を取りましたが、課題ばかりが目につく試合でした。

①7回の牧原大の盗塁のケアは?2死からの出塁で、失敗しても次の回は一番から始     まるので十分に考えられたシチュエーションでしたが、バッテリーのケアが不足し、結果痛い追加点に繋がりました…

②8回の中村奨の併殺打は、本当に痛かったですね。ネクストサークルには角中が控えており何とか2塁に進める姿勢を見たかったのですが、また引っ張って本当に絵にかいたようなゲッツーでした…ちなみに周りの人が、「ゲッツーだけは勘弁…」と言っていましたが、あまりに見慣れた場面になったのか、「やっぱり…」の雰囲気が、今の中村奨の信頼度を顕していますね…Xもかなり辛辣でしたね…

③苦手の有原の対策は?何度、同じ相手にやられるのか…

 いずれにせよ、日本ハム戦の悪い流れが続いていますね。まさかメルセデス、小島、種市、佐々木朗で4連敗するとは思いませんでした。明日は、高野がプロ初先発を打線が援護して連敗を止めましょう!

 

負けないエスコンユニで3タテ…悔しさを糧に本拠地での巻き返しに期待

 結果だけを見れば、厳しい3連戦になりましたね。吉井監督のコメントにあったように、3連戦初戦の継投ミスで相手に“流れ”がいってしまいましたね。

 そういえば、試合の“流れ”の「あるなし」がよく取りざたされますが、現場の最前線にいる監督が言うのだから、勝負の世界にはやはり見えない何かがあるのでしょう。

 話を戻して、結果的には八木が同点に追いつかれた訳ですが、経験を積ませる意図は理解します。ただ、前の試合で2死走者なしからオスナから同点に追いついてドローに持ち込んだチームですから、勢いを削いで、カード頭を取るのであれば、やはり八木の投入は疑問が残り、「策士、策におぼれた」感は否めません。しかも次の日には登録抹消ですから、余計に何故?が膨らみました。

 そんななか2戦目ですが、見事な投手戦でした。特に、相手の北山は素晴らしかった。連打は難しく1点勝負の見応えのある一戦でした。

 ただ、残念なのは中村奨の水を差すような凡エラーで、その前にファインプレーが帳消しになりました。私もピッチャーをやっていましたが、投手戦であのようなエラーは正直きます…。

 結果、小島の奮闘で無得点で凌ぎましたが、最近、中村奨の風当たりが強く、現地観戦していた妻と娘、息子(当然、ロッテ応援席で)に聞いた話だと、あのエラーの際は、これまでの不満が噴出し、かなり殺伐とした雰囲気だったらしく、娘からは「なぜ、中村奨はレギュラーなの?」とLineが来ました。チームの主力ですから、何とか復調して欲しいです。

 そして、3戦目ですが、日本ハムの良さばかりが目立った試合ですね。松本剛に万波、田宮、中島はこの日それぞれ1安打でしたが、その1安打がすべて4回に集中していて、この試合チームで8安打していますが、うち6安打が4回に集中しています。

 そういえば、清宮も3連戦で1安打のみでしてが、その1本が初戦のサヨナラに繋がる2塁打でしたので、かつての強かったファイターズの勝ち方になってきました。

 逆に我がマリーンズは、9安打放つも無得点…。しかも2回から6回まではすべて先頭打者が出塁もバント失敗に、3併殺(この試合は4併殺)と一度もランナーを進めることができませんでした。4回の岡は、右方向に打つ姿勢を見せ、中島の攻守に阻まれたものの、きちんと意思を感じましたが、後はどうなんだろう…と思ってしまいます。

 また、7回の1死2・3塁のチャンスも、中村奨は初球を打ってアウトになりました。初球攻撃は悪くありませんが、それならせめてセンターから右方向に打つくらいの意識は見せて欲しかったですね…結果、淡白な打撃に映り、この辺りが風当たりを益々強くする感じになっていると思います。

 ただ、驚いたのは次にそのまま田村に打たせたことで、ベンチには佐藤も角中もいたし、右なら愛斗も友杉もいるなか、打率1割台の田村に任せ、結果は残念ながら凡打に終わり、ファンのブーイングになりました。これは正直、ファンが“勝つ”ことに対する姿勢に対して、「もう少し何とかしてくれよ」という率直な意志表示だったと思います。一番、悔しいのは、当然やっている選手だと思うのですが、それでもやはりスッキリしないゲームでした。

 老婆心ながらこれからのことを考えると、個人的には、調子の良い佐藤を捕手と一塁で起用し、松川や柿沼を上げて捕手3人制を担保する。プラス安田が復調しているのであれば本来の三塁で起用し、一塁はソトと山口、佐藤の併用で、外野で左に強い石川慎をそろそろ上げても良い頃合いだと思います。

 どちらにしろ、先ずはホークス3連戦の期待します。ただ、それ以上に、5/10~12のエスコン3連戦で、吉井監督のコメントにあったようにキッチリやり返してください。